おもしろたわごと

地球グミって中心部に赤い汁入ってるのが、ドラえもんの都市伝説「タレント」の回みたいで怖いですよね。どうもミル・マッシュです。

今週は銀行行ったくらいでつまんねえ暮らしなので、トークテーマとして最近やたらと「おもしろ」についてしゃべることが多いので個人的な見解をまとめます。「おもしろ」の話が嫌いだという「面白」あるいは「おもしろくない」に属するおもしろは帰った方が身のためだし、「怒り」をエンタメとするインターネットの権化のようなおもしろ生き物は見て文句を言ったらそれはそれで「おもしろ」だと思います。

 

まず「おもしろ」って何なの?と言えばにわかお笑いおたくのミルマッシュが今まで見てきた「面白い」の中からジャンルとして提唱しているものとなります。主にダイヤモンドの影響。

「面白い」というのはそのまま面白、さしずめ喜怒哀楽の楽となるものです。その中にはいわゆるお笑いのような面白いだけではなく、なんとなく愉快な気持ちになればそれはもう「面白い」なのだと思います。

友達と会話するでも漫画やアニメを観るでも、言ってしまえば先述した「怒りをエンタメとする」行為も面白いなんじゃないでしょうか。違うか。違うわ。怒すぎた。

で、面白いっていうのはそんな風に定義が広すぎるため、誰かの「面白い」は別のひとにとって面白いとは限らないわけです。なので、共通した「面白い」を認識できる人同士がコミュニティを作るなりしていくわけですね。

例えば友達が一番身近なコミュニティでしょう。そんな友達同士で会話する際、自分たちにしかわからない内輪ノリの会話するってのはとても面白いですよね。これをニッチな「面白い」とします。

そんな風に「面白い」というのは需要が狭ければ狭いほど、その「面白い」が刺さった時の「面白さ」は強まるわけです。

そんなニッチな「面白い」かつ、「面白い」の本質である定義の広さを兼ねたものが「おもしろ」なわけです。

つまり、極めてニュアンス的な「面白い」であり、「面白い」と「面白くない」の間にあるクソ狭いベン図みたいなものを私は「おもしろ」としています。ベン図も、「おもしろ」ですよね?

 

私は「おもしろ」を表現する際に「コッペパン」というワードをよく引用するのですがどうでしょう。面白いですよね、コッペパン。まずコッペが意味わからないし、半濁音がいっぱい入ってるのもよいですね。形状も面白いし。たぶん学校給食みたいな連想ゲームが面白くしてるのもあるし、なんなら「食べ物」の時点で面白いまであります。

どうですか?面白いですか?面白くないならそれでいいんです。先述したようにニッチなおもしろをやってるんですもの。

だったら一度コッペパンって字をずっと見てみましょう。頭がおかしくなってきますね。面白いですか?これで面白くなったらおもしろに一歩近づきましたね。まだおもしろくないならなんでこんなもの読んでるんですか。

そんな風なくだらないことを考えてるとおのずと「おもしろ」はわかってくるのではないでしょうか。ここで「おもしろ」のニュアンスを理解できれば私がさっきベン図を「おもしろ」としたのもわかるはずです。

「おもしろ」は何も文面にのみ固執したものではなく、日常生活における例えば「なんであの人今ちょっと大きい声になったんだろう」とか、「蚊柱が多すぎる」とか、「『止まれ』の標識の角の部分なんであんなに曲がってるんだ」とか、そんな風なことに「面白い」を感じられれば「おもしろ」なわけです。

つまり、物事を面白いと思えるハードルが低いほどよいだろうという、そういう考え方が「おもしろ」です。

 

逆に私が「面白」として厭悪しているものについても話しておきましょうか。

これは「おもしろ」よりも主観的なものです。「おもしろ」はほかにも論をもってる人が多いですがこれはわりとマジで私しか言ってない。

まず「面白」は「面白い」とは別のものです。「おもしろ」をやっているとある種の逆張りのカルチャーというか、世的に「どうだ面白いだろう」と向こうからやってくるものに対して冷めた目線を向けてしまいます。これが「面白」です。

「あいつネットミームばっか言ってんな」とか「人のバズったツイートで大喜利するのかよ」とかそういったものが「面白」です。

何というか、「面白い」とされているものを振り回すばっかりで自分の中の「面白い」の信念を持ってないものに私は「面白」の印を押している感じがあります。

[おもしろコーヒー]に「ウインナー」と答えたら「面白」だと思ってください。[おもしろコーヒー]の答えは「モカ」です。

 

どうですか。わかりましたか?私は書いてて逆によくわかんなくなりました。こんなもん真面目に考えてもしかたないし、字がいっぱい書いてあると頭がよさそうに見えて「おもしろ」くないので、みんなもニュアンスで面白いことをしていきましょう。

[おもしろ結びの言葉] かしこ