真空ジェシカの単独ライブRTAがかなりキてる![みるまリコメンド]

私の好きな漫才コンビ真空ジェシカがいる。私はもう十分にメジャー級に有名だと思ってるんですけどどうでしょう。

で、彼らが最近やったライブのネタをYouTubeに上げてたのです。(残念ながらXvideosには上がっていなかった。真空ジェシカはXvideosにも動画を上げるのだ。)

それがまあ衝撃でして、Twitterとかではたまに「様々な事情に対してRTAっぽい解説をつける」的なネタがバズることがありますが、それを本職の人がマジでやっちゃったもので非常にヤバなのです。とりあえず一回見てくれ。

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ヤバくないですか?私は好きで観てるからいいんだけど何も知らない状態で観させられたらわけわかんなくて家に帰っちゃうと思う。

ここからは無粋かもしれない駄文です。

まず、「それでは、音楽が流れ始めたらタイマースタートです」のナレーションから始まる。この時点でRTAの知識がないと追いつけないネタなのにすげえ大爆笑してる客層って何?また後で言うけど基本的に真空ジェシカの客層はなんかおかしいです。

そうして出囃子(ミドリの「ゆきこさん」。こんなにデストロイの言葉の似合う漫才もなかろう)とともにスタンドマイクを持ちながら登場。オープニングMCのカットのみ注釈が添えられてるけど、高さのセッティングとかも省略できるからだいぶスキップしていると思う。

次に漫才七本分のつかみの先行入力がされる。「CDTVの眼鏡の奴です」「言うとしたら僕~」の下りは一番代表的なものだし、私の好きな「ハリネズミ合格」や「ぼる予備校」より短いのでRTA的にも有効と言えないですかね?(たぶんもっと短いのある。)

ここで「言うとしたら僕~」の最中に連続入力により負荷がかかったのかツッコミのガクがバグる。(動画中ではバグカワマタと表示。上手いのか上手くないのかもわからねえ!)それによりただでさえボケがフリーダムなネタをするのにツッコミが存在しない事態に陥る。つまり、ヤバいです。そしてバグにより徐々に下手へとズレていく。そして壁(壁ではない)を抜け、舞台から完全に姿を消す。なんで?

ここでボケの川北が「ツッコまれている時のネイチャーバーガー三浦」の真似をする。当然ツッコミがいないのではたから見ると謎のポーズで振動しているようにしか見えないのだが客層がおかしいのでしっかり理解したうえで爆笑が起こる。なんで?そしてYouTubeだからテロップがついているものの実際のネタ中には何も出ていないので実際は奇行以外の何物でもない。

そしてガクが一周して戻ってき、それに対し持ち物を確認、フラグが立っていないためか無を取得する。そもそもポケットにアイテムが入るフラグが発生するライブってなんだよ。そしてその無をガクに使うことで「痩せちゃ~う」の一言とともにすべてのネタを省略し終わる。アイテムは何らかの理由で痩せるアイテムだったらしい。

レギュレーションなのかタイマーを止めずにエンディングが始まる。バグった影響によりグラフィックがバグり、どんぐりたけしの姿となって戻ってくる。最後に乱数の運ゲーで短い文章を引き、ガバでのロスを取り戻しつつライブは終了する。

 

・・・改めて文章に記したけどやっぱりこれヤバくないですか?去年のM1で漫才の定義について論争が起きてたけどその辺のめんどくせえ顧客にこれ投げつけたら死ぬんじゃねえかな。真空ジェシカは今まで変わった漫才っていうよりシンプルなコント漫才にくそ強いボケをぶつけてくるネタをやってきてたからこういう前衛的なものやられちゃったらもう手の付けようがないな・・・!

で、どうやらこのネタは構想自体は三か月くらい前からあったらしいんだけどそれを実際にやろうとするのも大概だしちゃんとそれがウケるって思ってるのがヤバいな・・・ってことでそんな客層のヤバさがよくわかるネタを貼っておきます。ごきげんよう

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